演奏上級者でも見落としがちなドラムの音を意識することの重要性

~もくじ~

演奏歴が長い人でも意外とドラムを意識しない人は多い




バンドをおこなううえで、個々の技術はそれなりに高いものの、
みんなで合わせての演奏となるとなかなか上手くいかない…
というケースもあるでしょう。

さらにステップアップさせるために大切なポイントとしては、
ドラムの音を意識して演奏することです。

演奏歴が長い人であっても、意外とドラムをきちんと意識していない人は多く、
それが元で全体のバランスが崩れているということもあります。

もちろん、ドラムのリズムを意識することは、バンド演奏をおこなう際の初歩的なことですから、
みんな頭では分かっているでしょう。

とはいえ、いざ演奏をするとなると、自分の楽器の演奏に気がいってしまいドラムの音にまで意識が回っていなかったりもします。

結果として、リズムを守らなくてはいけないのに突っ走ってしまい、
そこから演奏が崩壊してしまうのです。

ですから、まずは出来る限りドラムの音を聞く意識づけを普段の練習からはじめましょう。
特にバンド演奏に慣れていない、一人での演奏暦が長い人や、楽譜どおりの演奏をしてきた人に共通して多い傾向にあるね!ちょっとした意識でドラムの音を意識した演奏はできるから、自分があまりドラムを聞いていないなと思ったら気をつけながら演奏をしてみよう!

特にベースはドラムに意識を集中




バンドの楽器の中でも、ベース担当者は特にドラムの音を意識するようにしましょう。

ドラムとベースは、バンドにおける縁の下の力持ちである「リズム隊」です。

ドラムとベースが合っていないと違和感がありますので、
両者のリズムを揃える必要があるのです。
逆に言いますと、ドラムとベースの音が合えば、その他の楽器のメンバーも非常に合わせやすく、
バンド演奏全体にまとまりが出てきます。
バンド演奏を支えるべく、ベースの人は積極的にドラムのリズムを聞くとよいでしょう。
ドラムやベースの土台がしっかりしていないバンドは、いくらメイン楽器やボーカルが上手くても、残念な仕上がりになってしまう。あまり注目されにくい楽器かもしれないけど、バンドのクォリティーを左右する大事な存在。ベースはドラムの音を意識することはもちろん、ドラムもベースのリズムに意識を払うことで、土台が固まった演奏になるよ!

ドラマーの人は全体をしっかりまとめよう




ドラマーの良し悪し次第で、そのバンドのリズムがきちんと整うかどうかが決まってきます。
そのため、ドラマーの人は全体をしっかりとまとめる役目を担う必要があるのです。

もし、リズムが合っていないと気づいたら、
積極的に指摘するのもドラムの人の仕事でしょう。

リズムがきちんと整っているバンドの演奏は、
聞いていても気持ちのよいものです。

演奏の出来栄えを決める大切な要素の一つになりますので、
こだわって練習していきましょう。
バンド演奏やセッションをしている人は気づくと思うけど、ドラムは演奏の方向性を一番コントロールしやすいパートだよね。音の大きさもリズムのスピードもドラムが演奏中にコントロールできる。逆に言えば、リーダーシップも発揮しなければいけないパート。メンバーを束ねる存在という意識を持ちながら演奏に取り組もう!

ドラムのリズムを意識した楽器の練習方法

ベースだけでなく、ギターやキーボードなどのほかの楽器もドラムリズムを意思した演奏をしていくことは、
バンド演奏においてとても重要になってきます。
ですが毎回練習の度にドラムの人がいるわけではありません。
では個人練習ではドラムを意思した練習は無理なのかといえばそうではありません。
リズムにあわせて練習する方法として、メトロノームを使うのが有効的です。
メトロノームは色々なピッチのテンポを作り出せるので、
自分のやりやすいテンポから初めて、
スピードを変えながらそのリズムについていく奏法を意識して演奏をしてみましょう。
結構一人で演奏をやっている人だと、
このメトロノームのリズムに合わせて演奏をするのは最初は抵抗があるかと思いますが、
なれてくれば、バンドでドラムの人がテンポを変えたりしたときに、
しっかりと演奏を合わせていくいい練習になります。
ぜひ今までリズムに意識をおいた演奏をしてこなかった人たちは挑戦してみましょう!
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